The Wolf of Roppongi Street ~ウルフ・オブ・六本木ストリート~

駐妻には負けない!六本木通りの狼になりたい駐夫(ちゅうおっと)による金融、トライアスロン、シンガポール、グルメのブログ。

僕がグングン利益の伸びている会社の株を買いたくない理由

株価は 1株当たり利益 × PER のかけ算

株価=1株当たり利益 x PER。

1株当たり利益がグングン伸びれば、株価もグングン上がりそうですね!

簡単すぎる!≧(´▽`)≦ この戦略を「利益グングン買い」と名付けましょう☆

 

業績は 「市場予想」 対比で評価される

株式市場においては、企業の業績はすべて「市場予想」対比で評価されます。

利益が倍増したとしても、「市場予想」が3倍だったとしたら、株価は下落するのです。

ん、じゃあもしかして1株当たり利益がグングン伸びても、だめなの?(´・ω・`)ショボーン

 

「市場予想」は 過去の業績 を基に作られる

じゃあ「市場予想」って誰がどうやって決めるんだってばよ。

超一流大学を卒業した超スーパー頭の良い証券会社のアナリストたち(数千万円~1億円プレイヤー!!!バイリンガルだったりします!モデルだったり、プロサッカー選手にスカウトされてた人もいます!!)が、様々な数値を調べたり、インタビューをしたり、超高度な数学を駆使して、過去の業績を基に予想します(゚Д゚ )えっ

 

PERは 過去の業績 と 人気 で決まる

わかりました、1株当たり利益はひとまずおいておきましょう。

PERの方はどうなのよ、PERちゃんは?

はい、PERとは、株価 ÷1株当たり利益で求められます。

つまり、1株を買うのに利益の何回分お金を払わないといけないの?ということですね。

PERは、将来の利益の成長性と人気で決まります。

で、将来の利益の成長性ってどうやってわかるんでしたっけ?

それは、何度も言うようですが、アナリストさんたちが、過去の業績を基に予想します(゚Д゚ )えっ

 

ここまでのまとめ

  • 【勝利の方程式】 株価 = 1株当たり利益(アナリスト様のお告げによるありがたい予想値)× PER(アナリスト様のお告げによるさらにありがたいさらに将来にわたる利益成長率性を織り込んだ予想値)
  • ①アナリスト様の素晴らしい予想が的中した場合 → 株価は不変。
  • ②業績がアナリスト様の予想を超えた場合(おそろしいことです)→ 株価は上昇。1株当たり利益の増加に加え、より高い成長シナリオが織り込まれることが多いので、PERも上昇。
  • ③業績がアナリスト様の予想を下回った場合(もっとおそろしいことです)→ 株価は下落。1株当たり利益の減少に加え、より低い成長シナリオが織り込まれることが多いので、PERも下落。がっかりポイント、パニック売りポイントが追加されて、PERがさらに下落することもあるよ!

卒業試験

どちらの株を買いたいですか?

A社:1株当たり利益予想1万円、PER10倍、株価10万円、アナリストによる今後10年間の年率利益成長率予想0%

B社:1株当たり利益予想1万円、PER200倍、株価200万円、アナリストによる今後10年間の年率利益成長率予想100%

 

僕の答え

僕は、A社を買いたいです。

A社はアナリストによる予想のハードルが非常に低いので、たとえば10%利益が増えただけで、1株あたり利益11000円xPER15倍=16.5万円といった具合に、かけ算の両方の要素から利益を得ることができます。

B社はまず毎年1株当たり利益を倍増させないといけないのでハードルが非常に高いです。そのうえ、達成しても株価は不変。万が一、利益10%減とかなってしまった日には、1株あたり利益9000円xPER50倍=45万円、、、、、なんてことすらありえます。

ダブルパンチを喰らうわけです。

 

世界経済には本質的に不確実性がある以上、どんなに好調な企業であってもあまりに高い利益成長率を前提としてプライシングがなされることには違和感を感じます。当たってあたりまえ、外れたらダブルパンチを喰らうという賭けを年率30%とか50%とかもともと超高い利益成長が織り込まれた企業でやりたくはないです。

 

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